まったりせいや組―ゲームブログ―

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壮大に描かれる親子の物語『ゴッド・オブ・ウォー』ゲームレビュー

どうも皆さん、せいやと申します。今回はSCEサンタモニカスタジオ開発でソニー・インタラクティブエンタテインメントからPlayStation 4用向けに発売された『ゴッド・オブ・ウォー』のレビューをしていきます。

※私の評価では「DLCダウンロードコンテンツ)」「協力プレイ」「クリア後の要素」「mod(改造)」は評価の対象に入りませんのでご了承ください。

ゴッド・オブ・ウォー

製品情報

タイトル ゴッド・オブ・ウォー
初リリース日 2018年4月20日
開発元 SCEサンタモニカスタジオ
販売元 ソニー・インタラクティブエンタテインメント
プラットフォーム PlayStation 4
ジャンル アクションアドベンチャーゲーム
プレイ人数 1人
価格 中古で約1,500円Amazonの価格です
CERO Z(18才以上のみ対象)

コンセプト考察

このゲームのコンセプトは『親子の絆』であると考える。

評価基準

評価項目 点数
(1)メインシステム 10
(2)グラフィック 10
(3)ミュージック 5
(4)レベルデザイン 3
(5)ステージデザイン 5
(6)操作方法/操作性 4
(7)演出 10
(8)ボリューム 5
(9)配慮、サブシステムの充実 4
(10)シナリオ構成/内容 9
合計 65点

判定表

基準点数 10~30 31~50 51~70 71~90 91~100
判  定 クソゲー 微妙ゲー 普通ゲー 良ゲー 神ゲー

感想/点数の理由

(1)メインシステム

  • メインシナリオのボスは恒例の豪快なムービーシーンにQTE ※1が入る仕様がある。しかし、通常戦闘システムは前作からとは大きく異なりフロムソフトウェアのソウルシリーズを意識したパリィ ※2と回避を駆使したゲームに仕上がっている。
  • 前作のように雑魚敵を次々に薙ぎ倒していくようなゲームを期待している人にはおすすめできないが、ソウルシリーズのような堅実なプレイを求めている人にはおすすめできる。
  • 各地に眠る「ヴァルキュリア」という手強いボスなどはQTEが戦闘中に全くないのでパリィや回避を駆使しないと勝つことは難しい。

※1 QTEとはクイックタイムイベント (Quick time event) の略であり、コンピュータゲームの用語。 画面上に指示が出た直後にプレイヤーがアクションを起こし、その成否で展開が変化する方法。

※2 パリィとは攻撃を受け流すことを指し、ロールプレイングゲームなどで多く使用されている言葉。

(2)グラフィック

  • PS4の性能を限界まで引き出した美しいグラフィックで描かれる豪快なアクションには圧巻される。

(3)ミュージック

  • 特に目立った耳に残る曲はないが、ムービーやエンディングなどで扱われる楽曲は壮大でゴッド・オブ・ウォーに相応しい。

(4)レベルデザイン

  • 難易度の設定が複数あるため良心的である。アクションゲームに自信がないユーザーはEASYを選ぶことを強く勧める。
  • 基本的に雑魚敵一体一体の体力が非常に多いため強い装備でもかなりの苦戦を強いられる。(難易度によっては全く異なる可能性があります。)
  • 回復アイテムは拾い食いしかできないため自由に持ち運びできる仕様で良いのではないかと感じた。
  • このゲームにはアトレウス(息子)の弓と斧投げの遠距離攻撃と近接攻撃の斧と双剣があるが、近接攻撃の攻撃力が低すぎる。そして、斧投げは投げ方を変更することにより凍結効果も付与できるため「斧を投げて弓で攻撃」が安定した立ち回りになるのが微妙だと感じた。

(5)ステージデザイン

  • 中央の湖の水位を変更することで今まで行けなかったところに行けるようになる発見は素晴らしい。
  • 様々な世界に行けると思いきやメインシナリオで行くステージは少ないので拍子抜けする。
  • 特定の箇所までゲームを進めると自由に行動することができる。しかし、オープンワールドではないため購入には注意が必要。

(6)操作方法/操作性

  • 慣れれば問題ないが操作方法が複雑で操作に慣れるまで時間がかかる。(個人差はあると思います。)

(7)演出

  • 余談であるが過去作にあったセンシティブなシーンがないため安心して配信しながらプレイできる。
  • 世界をまたぐ際の演出が凄く綺麗である。
  • メインシナリオのボス戦のシームレスなムービー、豪快なQTEアクションは迫力満点で素晴らしい。

(8)ボリューム

  • 最高難易度で何度も死にながらプレイし全ての裏要素も達成し120時間前後である。決して少なくはないがPS4のゲームの中では少ない方だと思われる。おそらく難易度Normalでメインシナリオのみなら30時間前後クリアできるだろう。

(9)配慮/サブシステムの充実/バグ

  • アトレウスが「父上気を付けて!」「後ろにいるよ」「準備ができた」などとボイスで戦闘中に知らせてくれるため敵の攻撃などを察知しやすくプレイしやすい。
  • 異空間に一度入り目的の場所へ移動するための扉が出現するまで待つ必要があるため、ファストトラベルが非常に不便である。さらに何かしらのコントローラーの操作を加えないと扉は出現しないため非常にテンポが悪い。
  • 戦闘時のみ体力やスキルゲージのUIが表示される仕様は戦闘中にはUIの管理をするゲーム的な楽しさと美しいグラフィックを画面いっぱいに見せることを両立しており個人的には好印象であった。
  • スキルツリーにスキルがどんなものなのかショート動画がありスキル取得を吟味する際に非常にわかりやすい。
  • このゲームに限ったことではないがメニュー画面の文字が小さすぎる。文字の大きさを変更する機能が欲しい。

(10)シナリオ構成/内容

  • 父クレイトスと息子アトレウスの親子の絆が厳しい冒険の間に深まっていくシナリオはしっかりとプレイヤーを世界観に引き込んでくれる。しかし、このゲームのみでシナリオが完結はしないので残念。開発中の続編に期待。

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