まったりせいや組―ゲームブログ―

プレイしたゲームの宣伝や評価などをしています。更新は不定期ですが楽しんでいただければ光栄です。

どこが不評だった?『モンスターハンターライズ(Monster Hunter Rise)』ゲームレビュー

どうも皆さん、せいやと申します。今回は開発元、販売元株式会社カプコンNintendo Switch向けに発売された『モンスターハンターライズ(Monster Hunter Rise)』のレビューをしていきます。

※私の評価では「有料DLCダウンロードコンテンツ)」「協力プレイ」「クリア後の過度なやりこみ要素」「mod(改造)」は評価の対象に入りませんのでご了承ください。

製品情報

タイトル モンスターハンターライズ(Monster Hunter Rise)
初リリース日 [Nintendo Switch]2021年3月26日
[Steam]2022年1月13日
開発元 カプコン
販売元 カプコン
プラットフォーム Nintendo Switch、Steam
ジャンル アクション
プレイ人数 1~4人
価格

定価:8,789円税込(パッケージ版)

   5,990円税込(ダウンロード版)

中古:送料込みで約5,000円くらい(パッケージ版)
※中古価格については「Amazon」を参考にしています。

CERO C(15才以上のみ対象)

コンセプト考察

このゲームのコンセプトは『「快適感」と「爽快感」に趣きを置いたハンティングアクションであると考える。

評価基準

評価項目 点数
(1)メインシステム 7
(2)グラフィック 10
(3)ミュージック 10
(4)レベルデザイン 4
(5)ステージデザイン 9
(6)操作方法/操作性 9
(7)演出 9
(8)ボリューム 3
(9)配慮/サブシステムの充実/バグ 10
(10)シナリオ構成/内容 9
合計 80点

※1~4は「不評な点が好評な点を上回る場合」、5は「可もなく不可もない場合」、6~10は「好評な点が不満点を上回る場合」である。

判定表

基準点数 10~30 31~50 51~70 71~90 91~100
判  定 クソゲー 微妙ゲー 普通ゲー 良ゲー 神ゲー

感想/点数の理由

(1)メインシステム

  • 前作の「モンスターハンター:ワールド」ではファストトラベル※1 できない場所への移動は歩いて移動しなければならなかったが、今作では「オトモガルク」と呼ばれる新しいオトモに跨り、比較的素早い移動ができるため非常に快適になっている。さらに「翔蟲」を使用することで簡単に壁を登る事ができるほか、マップ定位置にある「大翔蟲」を使用することで大幅に移動することができるため移動に関するストレスの要因が殆どなくなっている。
  • 「百竜夜行」とよばれるモンスターハンターのモンスターでタワーディフェンスができる要素は最初は面白いと感じたがだんだん作業感が強くなっていく調整は残念である。
  • 特定の技を別の技に入れ替えられる「入れ替え技」と呼ばれる特殊技の性能に格差があり、弱い「入れ替え技」がある武器種は技が固定されるためプレイスタイルの幅が狭くなっている。
  • 今作では「乗り」がなくなり、「操竜」で一括りになったため「乗り」が特徴的だった武器である「操虫棍」が特徴の少ない武器になってしまっている。

※1 ファストトラベルは、多くのビデオゲーム、特にオープンワールド作品で用いられるゲームメカニクス(ゲームの仕組み)であり、プレイヤーキャラクターが既に発見した2つの地点の間を実際に歩いたり乗り物で移動することなく、瞬間移動するというもの。いわゆるワープやテレポートの一種である。

(2)グラフィック

  • グラフィックは前作の「モンスターハンター:ワールド」よりもNintendo Switchの性能上劣るが、”モンハンらしさ”のある仕上がりになっている。
  • 数多くのモンスターを開発しなければならないモンスターハンターシリーズには最適なグラフィック表現である。

(3)ミュージック

  • 「妖艶なる舞/タマミツネ:Rise ver.」、「深い森の幻影/オオナズチ:Rise ver.」という楽曲が特に素晴らしく、ゲームをプレイしたことない人にも是非聞いてもらいたい。
  • 過去作品から続投しているモンスターの楽曲はそのまま再利用せずモンスターハンターライズ」の世界観に合うようにアレンジが施されている。
  • タイトル画面や拠点の里の楽曲がずっと聞いていられる魅力的な楽曲である。

(4)レベルデザイン

  • 高難易度クエストは前作に劣らない難易度のものがあり、やりごたえがある。
  • マルチプレイが可能な「集会場クエスト」ではモンスターの体力が一人から四人用までそれぞれ体力が設定されているため腕に自身のあるプレイヤーでなくても容易にエンディングまで進めることができる。
  • プレイヤーの役割を強要するマルチプレイ推奨クエストや即死攻撃を乱発してくる理不尽なモンスターは存在せず、比較的にストレスなくプレイできる。
  • 打撃攻撃に特化した「ハンマー」、「狩猟笛」よりも遠距離から「ライトボウガン」、「ヘビィボウガン」の「徹甲榴弾」でノーリスクでモンスターの頭部を狙い、気絶状態が何度も容易に取れてしまうのはバランスが悪い。
  • ガンランス」、「ランス」などガードを主体として立ち回る武器の攻撃力が他の武器と比較すると低すぎる。

(5)ステージデザイン

  • 「翔蟲」を駆使したアクションで崖を自由に駆け上がったり飛び降りたり、より立体的な移動が可能となったため開放感のあるフィールドデザインとなっている。
  • 「大社跡」、「水没林」、「寒冷群島」、「砂原」、「溶岩洞」とフィールドがあり、一つ一つの作りこみが素晴らしい。しかし、過去作品と比べるとどこか物足りなさを感じる。

(6)操作方法/操作性

  • 「翔蟲」のアクションが一見複雑に感じるが、プレイ時間を重ねるたびにしっくりくるボタン配置になっている。

(7)演出

  • 和風テイストに振り切った演出面は魅力的である。
  • モンスターハンターの魅力的な要素であるモンスターの生態に関しての演出が少ないので残念である。
  • 初めて狩るモンスターの演出が琵琶法師のセリフになっており、従来のハンターがモンスターに巻き込まれる演出が全くないので残念である。

(8)ボリューム

  • 本タイトルはアップデートせずにプレイすると本編シナリオが完結せず、大型アップデート「Ver.3.0」にてようやく本編シナリオが完結したため、”実質「Ver.3.0」までを含めてが完成品であり未完成品だ”と揶揄されても仕方がないのかもしれない。
  • 現時点では「Ver.3.0」以降は細かな仕様変更やイベントクエストの配信などの追加しかなくボリューム的にはやや少なく感じる。そして、比較的容易に装備を整えれる快適さがボリュームが少なく感じられる要因でもある。

(9)配慮/快適さ/サブシステムの充実/バグ

  • 前作までは装備マイセットが消去できず上書きのみであったが、今作からいらなくなったマイセット装備を消去できる仕様になっているのでありがたい。
  • モンスターの危険な大技を繰り出す際にハンターのボイスでモンスターや仲間の動きがわかるようになったので遊びやすい。そして、システムからハンターのボイスの頻度なども調整できるためとても配慮がある。
  • 拠点の里の楽曲は複数用意されており気分で変更することができる。
  • 操作方法を設定でいろいろ設定可能なので操作方法を変更したいユーザーに配慮ある仕様になっている。
  • ロード時間がとにかく短く快適である。

(10)シナリオ構成/内容

  • モンスターを妖怪に見立てたユニークな和風テイストのシナリオでどのようなシナリオだったか理解しやすくて良い。
  • 発売日から2か月後に行われた大型アップデート「Ver.3.0」にてようやく本編シナリオが完結したので発売当初は未完成品であったのは非常に残念である。

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「まったりせいや組」2022年の抱負

あけましておめでとうございます。どうも皆さん、せいやと申します。2021年では33タイトル中4タイトルレビューを書くことができました。しかし、まだまだレビュー記事を書くスピードが甘いですね。今年も記事の投稿がストップしないようぼちぼち頑張っていこうと思います。去年クリアしたゲーム一覧と今年の抱負、プレイする予定のゲームの一覧を報告いたします。2022年も「まったりせいや組」をどうぞよろしくお願い致します。

2021年の抱負

2022年の抱負

  • 今年もゲームクリアレビューをできるだけ書く。
  • 新みざんちゃんLive2D作成する。
  • みざんちゃんの2Dアクションゲームを完成させる。

2021年プレイ済みゲーム一覧 ※計33タイトル

2022年プレイ予定ゲーム一覧

インディーズタイトル

  • 東方紅魔郷 ~the Embodiment of Scarlet Devil~
  • Minoria(ミノリア)
  • Celeste
  • Undertale
  • Detention(返校)
  • Shadow Corridor
  • Lurk in the Dark
  • Neverending Nightmares
  • RiME
  • Mysteria ~Occult Shadows~
  • Chronicles of Teddy
  • Nostos
  • Mortal Shell
  • Shattered - Tale of the Forgotten King
  • Vigil: The Longest Night
  • ENDER LILIES Official Web Site(エンダーリリーズ)

企業タイトル

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壮大に描かれる親子の物語『ゴッド・オブ・ウォー』ゲームレビュー

どうも皆さん、せいやと申します。今回はSCEサンタモニカスタジオ開発でソニー・インタラクティブエンタテインメントからPlayStation 4用向けに発売された『ゴッド・オブ・ウォー』のレビューをしていきます。

※私の評価では「DLCダウンロードコンテンツ)」「協力プレイ」「クリア後の要素」「mod(改造)」は評価の対象に入りませんのでご了承ください。

ゴッド・オブ・ウォー

製品情報

タイトル ゴッド・オブ・ウォー
初リリース日 2018年4月20日
開発元 SCEサンタモニカスタジオ
販売元 ソニー・インタラクティブエンタテインメント
プラットフォーム PlayStation 4
ジャンル アクションアドベンチャーゲーム
プレイ人数 1人
価格 中古で約1,500円Amazonの価格です
CERO Z(18才以上のみ対象)

コンセプト考察

このゲームのコンセプトは『親子の絆』であると考える。

評価基準

評価項目 点数
(1)メインシステム 10
(2)グラフィック 10
(3)ミュージック 5
(4)レベルデザイン 3
(5)ステージデザイン 5
(6)操作方法/操作性 4
(7)演出 10
(8)ボリューム 5
(9)配慮、サブシステムの充実 4
(10)シナリオ構成/内容 9
合計 65点

判定表

基準点数 10~30 31~50 51~70 71~90 91~100
判  定 クソゲー 微妙ゲー 普通ゲー 良ゲー 神ゲー

感想/点数の理由

(1)メインシステム

  • メインシナリオのボスは恒例の豪快なムービーシーンにQTE ※1が入る仕様がある。しかし、通常戦闘システムは前作からとは大きく異なりフロムソフトウェアのソウルシリーズを意識したパリィ ※2と回避を駆使したゲームに仕上がっている。
  • 前作のように雑魚敵を次々に薙ぎ倒していくようなゲームを期待している人にはおすすめできないが、ソウルシリーズのような堅実なプレイを求めている人にはおすすめできる。
  • 各地に眠る「ヴァルキュリア」という手強いボスなどはQTEが戦闘中に全くないのでパリィや回避を駆使しないと勝つことは難しい。

※1 QTEとはクイックタイムイベント (Quick time event) の略であり、コンピュータゲームの用語。 画面上に指示が出た直後にプレイヤーがアクションを起こし、その成否で展開が変化する方法。

※2 パリィとは攻撃を受け流すことを指し、ロールプレイングゲームなどで多く使用されている言葉。

(2)グラフィック

  • PS4の性能を限界まで引き出した美しいグラフィックで描かれる豪快なアクションには圧巻される。

(3)ミュージック

  • 特に目立った耳に残る曲はないが、ムービーやエンディングなどで扱われる楽曲は壮大でゴッド・オブ・ウォーに相応しい。

(4)レベルデザイン

  • 難易度の設定が複数あるため良心的である。アクションゲームに自信がないユーザーはEASYを選ぶことを強く勧める。
  • 基本的に雑魚敵一体一体の体力が非常に多いため強い装備でもかなりの苦戦を強いられる。(難易度によっては全く異なる可能性があります。)
  • 回復アイテムは拾い食いしかできないため自由に持ち運びできる仕様で良いのではないかと感じた。
  • このゲームにはアトレウス(息子)の弓と斧投げの遠距離攻撃と近接攻撃の斧と双剣があるが、近接攻撃の攻撃力が低すぎる。そして、斧投げは投げ方を変更することにより凍結効果も付与できるため「斧を投げて弓で攻撃」が安定した立ち回りになるのが微妙だと感じた。

(5)ステージデザイン

  • 中央の湖の水位を変更することで今まで行けなかったところに行けるようになる発見は素晴らしい。
  • 様々な世界に行けると思いきやメインシナリオで行くステージは少ないので拍子抜けする。
  • 特定の箇所までゲームを進めると自由に行動することができる。しかし、オープンワールドではないため購入には注意が必要。

(6)操作方法/操作性

  • 慣れれば問題ないが操作方法が複雑で操作に慣れるまで時間がかかる。(個人差はあると思います。)

(7)演出

  • 余談であるが過去作にあったセンシティブなシーンがないため安心して配信しながらプレイできる。
  • 世界をまたぐ際の演出が凄く綺麗である。
  • メインシナリオのボス戦のシームレスなムービー、豪快なQTEアクションは迫力満点で素晴らしい。

(8)ボリューム

  • 最高難易度で何度も死にながらプレイし全ての裏要素も達成し120時間前後である。決して少なくはないがPS4のゲームの中では少ない方だと思われる。おそらく難易度Normalでメインシナリオのみなら30時間前後クリアできるだろう。

(9)配慮/サブシステムの充実/バグ

  • アトレウスが「父上気を付けて!」「後ろにいるよ」「準備ができた」などとボイスで戦闘中に知らせてくれるため敵の攻撃などを察知しやすくプレイしやすい。
  • 異空間に一度入り目的の場所へ移動するための扉が出現するまで待つ必要があるため、ファストトラベルが非常に不便である。さらに何かしらのコントローラーの操作を加えないと扉は出現しないため非常にテンポが悪い。
  • 戦闘時のみ体力やスキルゲージのUIが表示される仕様は戦闘中にはUIの管理をするゲーム的な楽しさと美しいグラフィックを画面いっぱいに見せることを両立しており個人的には好印象であった。
  • スキルツリーにスキルがどんなものなのかショート動画がありスキル取得を吟味する際に非常にわかりやすい。
  • このゲームに限ったことではないがメニュー画面の文字が小さすぎる。文字の大きさを変更する機能が欲しい。

(10)シナリオ構成/内容

  • 父クレイトスと息子アトレウスの親子の絆が厳しい冒険の間に深まっていくシナリオはしっかりとプレイヤーを世界観に引き込んでくれる。しかし、このゲームのみでシナリオが完結はしないので残念。開発中の続編に期待。

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このゲームが販売されたことが不思議『リトルウィッチアカデミア 時の魔法と七不思議』ゲームレビュー

どうも皆さん、せいやと申します。今回はA+ Games、 APLUS Co., Ltd開発でバンダイナムコエンターテインメントからPlayStation 4用向けに発売された『リトルウィッチアカデミア 時の魔法と七不思議』のレビューをしていきます。

※私の評価では「DLCダウンロードコンテンツ)」「協力プレイ」「クリア後の要素」「mod(改造)」は評価の対象に入りませんのでご了承ください。

リトルウィッチアカデミア

製品情報

タイトル リトルウィッチアカデミア 時の魔法と七不思議
初リリース日 2017年11月30日
開発元 A+ Games、 APLUS Co., Ltd
販売元 バンダイナムコエンターテインメントNamco Bandai Games America Inc.
プラットフォーム PlayStation 4Microsoft Windows(Steam配信)
ジャンル アドベンチャーゲームベルトスクロールアクション
プレイ人数 1人※オンラインプレイ時は最大1~3人
価格 中古で約1,700円Amazonの価格です
CERO A(全年齢対象)

コンセプト考察

このゲームのコンセプトは『ループする1日で起こる謎を解決』であると考える。

評価基準

評価項目 点数
(1)メインシステム 3
(2)グラフィック 7
(3)ミュージック 6
(4)レベルデザイン 1
(5)ステージデザイン 3
(6)操作方法/操作性 5
(7)演出 7
(8)ボリューム 1
(9)配慮、サブシステムの充実 1
(10)シナリオ構成/内容 7
合計 41点

判定表

基準点数 10~30 31~50 51~70 71~90 91~100
判  定 クソゲー 微妙ゲー 普通ゲー 良ゲー 神ゲー

感想/点数の理由

(1)メインシステム

  • アクションモードは特に独自性もなく20年ほど昔のベルトスクロールアクションゲームに劣る作りである。無敵時間が存在する敵との戦闘ではNPCは高速で左右回転を繰り返し変な動きをする。
  • アドベンチャーモードはほとんどはお使いの繰り返しで退屈である。
  • アクションモードは地下迷宮でレベル上げをしつつ魔石を集めまくり、ファストトラベル※1 を扱うためのアイテムを購買部で購入しておかないと学園内の移動が苦痛である。
  • キャラクターの育成をすると消費するMP※2 が上昇するのは納得いかない。育成すると消費するMPは減少していくものではないだろうか。

※1 ファストトラベルは、多くのビデオゲーム、特にオープンワールド作品で用いられるゲームメカニクス(ゲームの仕組み)であり、プレイヤーキャラクターが既に発見した2つの地点の間を実際に歩いたり乗り物で移動することなく、瞬間移動するというもの。いわゆるワープやテレポートの一種である。

※2 MP(マジックポイントまたはマジックパワー)は、主としてコンピュータRPGなどのゲームで使われる用語・概念。プレイヤーキャラクターが魔法などの特殊能力を使うために消費する「魔力」の量を表す数値で、一般にMPと略される。

(2)グラフィック

  • キャラクターのグラフィックは奇麗で3Dモデルの再現度は素晴らしい。
  • 敵キャラクターのデザインがダサく世界観にそぐわないものが多い。

(3)ミュージック

  • TVアニメ版で流れたBGMや世界観にマッチしてて良い。

(4)レベルデザイン

  • 初期ステータスと魔力の強いダイアナというキャラクターが強い。さらに常に200ダメージほど与える遠距離の通常攻撃が無限に放てるのが強すぎる。
  • キャラクターごとにコンボの繋げ方が違うとかあれば楽しめたかもしれない。
  • 雪山のドラゴンを倒すために氷を生成するボタンの入力受け付けが狭すぎる。

(5)ステージデザイン

  • 鉱山、雪山、森、砂漠、火山、城などバリエーションはあるが全体的にクオリティが低すぎる。
  • アドベンチャーモードでは学園内が同じ構造が多々あるため迷う。
  • レグルス鉱山というステージのトロッコのルートにヒントも何もなく攻略をみないとわからない。運が良ければ正解ルートを引くことができるかもしれない。

(6)操作方法/操作性

  • シンプルなわりに操作するボタンが多い。
  • フレームレート(fps)※3 が低いのかアクションモードではキャラクターがカクカクする。

※3 フレームレート(fps)とは、1秒間の動画が何枚の画像で構成されているかを示すの単位のこと。fpsは「frames per second」の略です。

(7)演出

  • アドベンチャーモードにて流れるアニメーションのクオリティはさすが「忍者スレイヤー」や「キルラキル」などを手掛けた株式会社トリガーだなと感じる。
  • 原作キャラクターはほぼ全員登場し、基本フルボイスで世界観の再現は素晴らしい。しかし、アクションモードが同人制作のようなレベルでとても繰り返し遊ぶ気にはならない。
  • 他のキャラクターは特に派手な演出は存在せず主人公のアツコ・カガリのみにしか大技演出がないのは残念。

(8)ボリューム

  • クリアには30時間前後かかるがアドベンチャーモードは移動が不便で時間稼ぎ、アクションモードのクオリティは同人制作レベルでオンライン要素はほぼないに等しい。

(9)配慮/サブシステムの充実/バグ

  • 音量調整があるがアクションモードとアドベンチャーモードで元音量が大きく異なるため実質調整不可能。
  • アドベンチャーモードにて原作再現でアッコは魔法を扱うことが下手なのでファストトラベルを扱うには購買部で魔石を用いて購入できるアイテムを消費して行うので序盤は購入できず歩行して移動するため苦痛。有限にする必要はないと感じる。
  • アドベンチャーモードにて時間をすすめるためにいちいち購買部で購入した貴重なアイテムを使って自室に移動しなければならない。さらに進められる時間は1時間、3時間、6時間と固定。
  • アドベンチャーモードでの画面右上にミニマップのUIがグルグル回りとても見づらい。全体マップもあるが繋がりが分かりにくく迷う。
  • 時間経過で環境変化するのは良い。しかし、時間がどんどん経過するためクエストをこなすのが大変。
  • 装備品やアイテムのまとめ売りができない。
  • 次に行くべき場所はマップに表示されるが、時間を指定されているため待たされたり間に合わなかったりする。
  • サブクエストの場所が表示されないため未達成のクエストばかりが溜まる。
  • どのキャラクターがどの装備品を装備しているのかがわかりずらい。
  • スキル魔法のセットを外すことができない。
  • アクションモードにてアッコの必殺技ムービーがスキップができないため実質ぶっぱできる魔法を使用するほうが早くて強い。
  • 砂漠のステージにて枯れ木に氷属性の魔法を当てて成長させ花を咲かせる謎解きは普通わからない。
  • 敵が画面外に行き攻撃が当たらなくなるので苦痛。

(10)シナリオ構成/内容

  • TVアニメ版との矛盾が生じないよう夏休みの初日をループから抜け出せなくなった主人公たちが謎を解き明かすというシナリオで原作ファンは無難に楽しめる。
  • TVアニメ版を覚えていなくてもキャラごとにアニメーションを用いた丁寧な説明がある。

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戦国妖怪死にゲー『仁王2』ゲームレビュー

どうも皆さん、せいやと申します。今回はコーエーテクモゲームスのゲームソフトからPlayStation 4用向けに発売された『仁王2』のレビューをしていきます。

※私の評価では「DLCダウンロードコンテンツ)」「協力プレイ」「クリア後の要素」「mod(改造)」は評価の対象に入りませんのでご了承ください。

nioh2

製品情報

タイトル 仁王2
初リリース日 2020年3月12日
開発元 コーエーテクモゲームス
販売元 コーエーテクモゲームス
プラットフォーム PlayStation 4PlayStation 5、Microsoft Windows(Steam配信)
ジャンル アクションRPG
プレイ人数 1人※オンラインプレイ時は最大3人
価格 中古で約1,600円Amazonの価格です
CERO D(17才以上対象)
仁王2 Complete Edition

仁王2 Complete Edition

  • 発売日: 2021/02/04
  • メディア: Video Game
 
仁王2

仁王2

  • 発売日: 2020/03/12
  • メディア: Video Game
 
仁王2 Remastered Complete Edition

仁王2 Remastered Complete Edition

  • 発売日: 2021/02/04
  • メディア: Video Game
 

コンセプト考察

このゲームのコンセプトは『前作を超える妖怪をテーマにした死にゲー』であると考える。

評価基準

評価項目 点数
(1)メインシステム 7
(2)グラフィック 9
(3)ミュージック 9
(4)レベルデザイン 9
(5)ステージデザイン 7
(6)操作方法/操作性 4
(7)演出 8
(8)ボリューム 10
(9)配慮、サブシステムの充実 8
(10)シナリオ構成/内容 9
合計 80点

判定表

基準点数 10~30 31~50 51~70 71~90 91~100
判  定 クソゲー 微妙ゲー 普通ゲー 良ゲー 神ゲー

感想/点数の理由

(1)メインシステム

  • 特技(パリィ)、妖怪化(大技)、妖怪技(スキル技)のアクションが追加されシステムがさらに複雑化している。
  • 前作はダークソウルの劣化としか思えなかったが、ドロップした強い妖怪技や強い武具などを駆使して強敵と戦うハクスラ※1 を強く感じるゲームシステムが面白い。
  • システムを簡略化しハクスラ戦国死にゲーを目指せばより良くなると感じる。

※1 ハクスラとは、コンピュータゲームの用語で、敵との戦闘(バトル)に終始し、それがゲームの主目的であり醍醐味となっている種類のゲームのことである。敵を打倒・殲滅し、プレイヤーキャラクターを強化して、さらなる強敵の打倒に挑む、という趣向が前面に出たゲームがハクスラに該当する。

(2)グラフィック

  • キャラクタークリエイトの自由度が高く、可愛いキャラから渋いおっさんまで作成可能。作成後でも顔から性別まで自由に変更できるため素晴らしい。
  • コーエーらしい3DCG表現に美しく仕上がっており女性モデルがとても綺麗。
  • 和風な女性キャラクターが好みの人にはおすすめ。
  • 前作の敵の流用が多々あり前作をプレイしていると新鮮味に欠ける。

(3)ミュージック

  • 前作とは異なり各ボスごとにBGMが用意されており特に「Imagawa Yoshimoto」、「Battle III」が個人的に素晴らしい楽曲である。
  • 封魔の霊堂、衝天の魔というステージで流れるBGMが常に爆音で不快。

(4)レベルデザイン

  • 序盤は武具もステータスも低いためアクションゲームが苦手なユーザーには厳しいと感じる。
  • 中盤以降からは強い武具やステータスで比較的楽に攻略できるので序盤を乗り越えれるかで意見が割れるだろう。
  • 個人的にたたりもっけ戦の画面を暗くする技と空中に居座る技の仕様は納得いかない。

(5)ステージデザイン

  • 前作のステージよりも上下に進むステージが多く立体感がある。
  • 和を感じるあやかし一夜城というステージの渓流は素晴らしい。
  • 前作で何度も攻略したサブステージが続投しており残念な気持ちになる。
  • 建物の中での戦闘が窮屈である。

(6)操作方法/操作性

  • ただでさえ前作の複雑なシステムが続投しているのにも関わらず特技(パリィ)、妖怪化(大技)、妖怪技(スキル技)のアクションがさらに追加され操作方法が複雑すぎる。

(7)演出

  • 俳優の竹中直人が演じる藤吉郎と女優の波瑠が演じる無明には違和感がなく良い。
  • 妖怪化の見た目が3種類あり、髪色や角を各種類ごとに変更できるのは細部までこだわって開発していると感じる。
  • 藤吉郎と最初に出会った桜の木が最後に描写されエンドロールが流れる瞬間は達成感に浸ることができた。
  • 作成したキャラクターの顔が多々描写されるため時間をかけて作成したかいがある。

(8)ボリューム

  • DLCなしで110時間程度楽しめる為、個人的には十分なボリュームである。物足りないというユーザーにはComplete Editionがおすすめ。

(9)配慮/サブシステムの充実/バグ

  • チュートリアルが丁寧。
  • 武具やアイテムのソート機能や誤って気に入った武具を失わないようにするロック機能が充実している。
  • オーディオ設定で「BGM、効果音、ボイス」がそれぞれで調整できるように実装されている。
  • 画面の明るさ、コントローラー設定、カメラの設定と細かいところまで設定できる。
  • スキルツリーがとにかく分かりずらいが、中盤以降でスキルの振りなおしができる。
  • 攻撃力が5%上昇など微量の増加などでスキルツリーにダイナミックさがない。
  • 必要なスキルを入手するために不要なスキルを取得しなければならないのには不満。

(10)シナリオ構成/内容

  • 最初は仲睦まじく相棒と出合い次第に霊石の魅力に支配され闇落ちした相棒を救い出すべく奮闘し、最後には元通りになるシナリオはすっきりして良い。
  • 無明(むみょう)というキャラクターのみ何十年たっても顔が全く老けず、理由が何も語られないので違和感でしかない。(考察では無明も半妖ではないのかと思われる。)

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